薬の副作用

薬の副作用うつの薬を治療に使用する際には、うつの症状の程度や種類、経過をはじめ、様々なことを考えて処方されます。
しかし、抗うつ薬に限らず、内服薬・外用薬・注射は、どれをとっても少なからず副作用というものがあります。
特に、精神的に疲れきっている状態で何もやる気が起きない、普段のその人らしからぬ状態にある人が、副作用でどのような変化が起こるものなのか理解しておくことが必要です。

精神作用する薬は、覚せい剤や大麻などと同じように止められなくなるのでは?といった疑問を持たれるでしょうが、心配はありません。
医師の指示の下しっかりと服用することで、安全性が認められています。
また、副作用は飲み始めに出やすい特徴があります。
不安になって勝手な判断で中止したりせず、必ず医師に相談しましょう。


抗うつ薬

  1. 三環系抗うつ薬
    抗うつ薬の代表的な三環系抗うつ薬の副作用は、口の渇き、便秘、眠気やふらつき、排尿困難、眼圧の上昇などがあります。

    この三環系抗うつ薬は、大量に服用すると心配停止になることもあります。
    自殺願望の強いうつ患者への処方はくれぐれも注意を必要とする薬です。

  2. 四環系抗うつ薬
    四環系抗うつ薬の副作用は、口の渇きや眠気の副作用がありますが、三環系の抗うつ薬よりも少なくなっています。

  3. SSRIやSNRI
    かなり副作用は少なくなってきていますが、吐き気が出ることが多く、服用後3日目くらいがピークで、その後は徐々に回復していきます。
    また、服用を始めた頃に不安や焦燥感が現れたりすることもありますが、これも1週間程度で治まるものです。

    このような副作用の症状は、うつ症状を改善する効果が現れる前に起こるため、しばらくは我慢しながら服用をしなければなりません。
    長引く副作用ではないのですが、副作用が現れたら、やはり主治医と相談して、薬の服用に対する不安をなくして内服を続けることが必要となってきます。


抗うつ薬は、一定量を一定期間のみ続けることで、うつの症状を改善することができます。
しかし、抗うつ薬を服用している時に忘れてはならない注意点があります。

薬の効果は、服用し始めて1週間から2週間してやっと現れます。
そのため、どんなに軽症のうつの人でも、最低3ヶ月は薬の服用が必要となるのです。
調子が良くなってきたからといって自己判断で何日も飲まないでいると、薬を中止した後に症状が悪化したり、痙攣などの離脱症状が出ることがあります。
調子が良いからといって、自己判断で薬の服用を中止することは絶対に避けましょう。

抗うつ薬の種類によっては、他の病気の治療に使う薬と併用して飲むと、思いもよらない副作用が起こることがあるので注意が必要です。
特に高血圧で、血圧降圧剤を服用している場合、降圧剤の効果が悪くなったり、また逆に血圧が急に下がったりすることがあります。
また、心臓疾患を持っていて、抗不整脈剤を服用している場合も注意が必要となります。

必ず主治医と相談し、適切な診断の下、抗うつ薬を処方してもらうことが重要なポイントになります。
この点は命に関わる重要なことなので、忘れないでください。

また、風邪薬の服用にも言える注意点ですが、抗うつ薬を服用している間は、原則的にアルコールは控えることです。
少量のアルコールでも酩酊状態になったり、うつの症状を悪化させることがあります。
アルコールを摂取すると、一時的には気分が軽くなったように思いますが、抗うつ効果があるものでは決してありません。
酔った状態から覚めると、よけいに落ち込みがひどくなることがあることも覚えておき、アルコールの摂取は控えましょう。

また、抗うつ薬の種類によっては飲み始めの頃に眠気が出ることがあるので、服用中の車の運転は絶対に避けましょう。
大きな事故につながりかねません。

抗うつ薬は依存症になるものではないので、完全にうつ症状がなくなるまで服用をやめないことが重要です。


抗不安薬
うつ症状を軽減するために処方される薬です。
副作用は、脱力倦怠感・ふらつき・眠気・口の渇き・過敏症など。

睡眠薬
睡眠薬の中から、睡眠障害のタイプにあわせて選びます。

寝つきの悪い「入眠障害」には、超短期型か短時間型、途中で何度も目が覚めて寝付けない「中途覚醒」や夜半から明け方に目が覚めてしまう「早朝覚醒」には中間型か長時間型を使います。

副作用には、眠気、ふらつき、食欲不振などがあります。

漢方薬
体質に合わせて処方されるものなので、漢方薬に詳しい医師でないと漢方薬の効果を最大に引き出すことは難しいといえるでしょう。

また「漢方薬だけでうつ症状を治してほしい」と申し出る患者さんがいるようですが、あくまで漢方薬は補助的な役割を果たすだけのために処方される薬なので、漢方薬だけでうつの治療はできません。
そこのところを履き違えないようにしっかりと覚えておく必要があります。

 女性のうつに詳しい整体院 

2010年4月30日
女性のためのうつ病の手ほどきサイトオープンしました。

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