代表的な女性のうつ病の種類|「女性のためのうつ病サイト」

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代表的な女性のうつ病の種類

マリッジブルー

マリッジブルーとは、結婚に関して何らかの精神的ストレスがかかり、不眠症・食欲不振や不安感・恐怖感など、身体的な症状や心理的な症状が出ることを言います。
また、喘息やアトピー性皮膚炎などの持病が、結婚が決まってから悪化する場合もあります。
マリッジブルーになる時期としては、プロポーズを受けてから1ヶ月後ぐらいから挙式の1・2ヶ月前ぐらいまでが多いようです。
またこれ以外にも、お見合い結婚よりも恋愛結婚の方がマリッジブルーにかかりやすいというデーターがあります。

原因として多いのは、
「私、仕事と家庭の両立できるのかしら...」
「改めて考えてみたら、お料理・お洗濯・お掃除なんて私にできるのかしら...」
「挙式の準備を始めたら、彼と周りの意見が合わず、結婚後の生活が急に不安に思えてきた」
「ドレス合わせに行ったら、彼は私なんて興味がないように感じて...」
「好きだけど、この人で本当に良いのかしら...」
「彼のお母さんとうまくやっていけるかしら...」
「親元を離れて、私生活していけるかしら...」
などがあります。
また、結婚式に親が強く口を出してくるため、自分たちの思い通りの結婚式ができない、自分の好きなドレスが着られない、アクセサリーが付けられないといったことが原因となることもあります。
こうしたことが、結婚後の生活すべてが不安に感じてしまって...とストレス状態となってしまいます。
マリッジブルーになる男女比は(正式なデーターはありませんが)、圧倒的に女性が多いです。
これは、結婚することで女性の方が大きく生活が変わるからだといわれています。
仕事をしている女性の場合は、結婚をしても仕事を今まで通り続けられるのか悩み、寿退職して家に入ることが決まっている女性の場合は、今までと違った生活がどんなものなのか不安となります。
変化を楽しめる女性や彼の事が大好きでそのことに夢中で、周りが見えなくなってしま女性、結婚する自分を冷静に受け止められている女性ならいいのですが、生活の変化は多くの女性が不安を感じてしまいます。

これ以外にも遠距離恋愛などの場合は、女性が男性の住んでいる地域に移住する場合も多いです。
国際結婚では、圧倒的に男性側の国に女性が移住することが多くなります。

子供の頃から女性は、「嫁に行く」という言葉を幾度となく聞いていて、いずれは「嫁に行く」だろうと頭では理解している人も多いですが、誰も生活の変化については、教えてはくれませんよね。

また、もし転勤族の男性と結婚した場合は、一緒に転勤する地域へ引っ越しをする女性も多いです。
男性は、これを当然のことと思っている人もまだまだ多いようですが、決めつけられるとちょっと腹が立ちますよね(笑)

さらに、今では少なくなりましたが、「結婚したら仕事を辞めてくれ」という男性もいます。
専業主婦になりたい!!という女性ならば良いのでしょうが、たとえ彼に十分な収入があったとしても、仕事に生きがいを感じていた女性には、この言葉は苦痛でしかありませんよね。
彼と仕事を天秤になんてかけられません。

このように、結婚を機に大きく生活が変わるのは女性の方ですから、この不安をストレスに感じてマリッジブルーになるのはいたしかたないことです。

女性は子供の頃から周囲に結婚を意識させられている場合が多いので、いざ本当に結婚となると、急に自分に自信がなくなってしまったりします。
また子供の頃から、「花嫁」に対する憧れや夢を抱いている女性も少なくなく、イメージと違ったことに気付いて不安になってしまい、マリッジブルーは女性の方がかかりやすいのです。
そりゃ、何十年も楽しみにしてきたのに、花嫁像や結婚が自分のイメージしていたのと違ったら、びっくりしますよね。
しかし、通常はこんなマリッジブルーは、結婚して数カ月もたつとなくなります。

ただし、結婚をして数ヵ月以上が経つのに、マリッジブルーが続く場合もあります。
中には、何年も同棲生活をしていたにもかかわらず、結婚したらマリッジブルーになったという女性さえいます。

これは生活が大きく変わるからということもありますが、「幸せになることへの無意識の抵抗」があります。
誰しも「自分は幸せになりたい」と思っていると思いますが、無意識的に「幸せになってはいけない」と思っている人がいます。
無意識なので、本人もそのように思っているとは感じていないのですが、事が進むにつれて、無意識に思いが強くなり、心の叫びが身体的な症状となって現れる場合があります。
この場合、結婚に至らず破局を迎えてしまう場合、同棲生活に戻るなんて場合もあります。

マタニティーブルー

いわゆる「産後うつ」の状態です。 産後は、女性ホルモンのバランスが大きく崩れてしまい、どんなに健康な女性でも、この時期には色々と体調の変化があるものです。
その体調の変化は女性ホルモンのバランスの崩れからくるもので、妊娠期間中に体に現れた高血圧や、高血糖なども関係します。

マタニティーブルーは、通常、産後3日から7日以内に、女性の半数以上が経験している「心」の状態を言います。
初めて「母親」という大きな存在になる女性は、やはり心の中で
「赤ちゃんとちゃんと育てることができるのだろうか?」
「ちゃんと立派な母親になれるのだろうか?」
中には「母乳が出るのだろうか?」など、男性からは想像もつかないような小さなことまで不安に駆られてしまうものです。

旦那さんからは「そんなに心配しなくても、ちゃんとやっていけるだろう」と楽観視した言葉が聞かされますが、励ましたつもりでも奥さんは「私が頑張らなきゃ!」と余計に気負ってしまい、イライラしたり、緊張したりしてしまいます。
奥さんは「一緒にがんばろうね。僕も手伝うから~。」と優しく言ってもらいたいものなんですよ。家族の支えがあることが分かるとマタニティーブルーの症状が軽減されます。

産後は女性ホルモンのバランスも大きく崩れています。そんな女性の心理状態から考えると、楽観視した言葉を言われても、そう簡単に片付けられる問題ではないので、逆にストレスに感じてしまいます。

産後の女性の、情緒不安定な状態は、
「何でもないことでも悲しくなってしまい、涙があふれて止まらない」状態になったりします。
「私おかしくなったのかしら!?」と思う方もいらっしゃいますが、 産前から産後にかけては涙が出てくるのは普通のことですのでご安心ください。

涙は副交感神経がたくさん働くことで出ます。
他にも副交感神経は子宮を柔らかくしたり、体をリラックスさせたりします。
産後になると夜中でも90分ごとに母乳やミルクをあげなければならず、母親の体には過酷です。
そんな母親の体を守るために、副交感神経がたくさん働かなくてはいけません。
副交感神経が働いて泣き虫さんになっても、頭が「ボーっ」として行動が少し遅くなっても、それぐらいでないと体も心も持たないのですね。

マタニティーブルーは、
「赤ちゃんに愛情がもてない。」
「赤ちゃんのことがわからない状態のまま母親になどなれないのではないか。」
「赤ちゃんの泣き声を聞くだけでイライラしてしまい、自分は何をしていいかわからない。」

など悲観的なことも思い悩んでしまいます。
はっきり言って情緒不安定になります。
このページを見ている男性諸君!
これぐらいのことは知っておきましょう! そして奥様をやさしく包んであげてくださいね。

女性は結婚をすることでも生活環境が変わり、赤ちゃんが生まれることでも今までの生活が変わります。
赤ちゃんを中心に母親は、夜中に何度も起きたりすることで睡眠不足にもなり、旦那さんの世話も今まで通りしなければならないと、悩み苦しむ女性もいるはずです。
こんな変化に男性が気付かずに今までと変わらない生活を送ろうとすると、奥さんは旦那さんちょっとした言葉や行動にキバをむいてしまうことも。
奥さんと一緒に新しい生活に徐々に慣れていきましょう。

このサイトを読んでいるマタニティーブルーの奥さんをお持ち旦那さん、このときの扱いは、奥さんは一生忘れません!!
30年後でも覚えています。
30年後の夫婦ゲンカのネタになることさえありますよ。(笑)

逆に旦那さんや周りの家族の支えがあることがわかると、奥さん自身も落ち着き、マタニティーブルーの症状が軽減されます。
すると、体の疲労はまだ残りますが、マタニティーブルーは自然と良くなってくることがほとんどです。
ちなみに、このことも奥さんは一生忘れません。(笑)

周りの協力がなく孤軍奮闘状態で行き詰まり、
「自分が赤ちゃんに対して何をして良いかわからない」 「赤ちゃんのことがわからず、悲しくて育児に自信が持てない」
というような状態が長引くと、
「育児に自信がない」という状態が引き金になり、うつ状態に陥ることになります。
これはもう、マタニティーブルーではなく、立派な「産後うつ病」なのです。

マタニティーブルーと、産後うつになる見極めが重要になってくるのです。

産後うつの状態のまま育児を続けていると、最悪、赤ちゃんと母親で自殺、もしくは虐待やネグレスト(育児放棄)のような悲しい状況を引き起こしかねません。

家族は慎重に母親の苦しみを理解してあげる必要があると言えるでしょう。
産後うつは、決してマタニティーブルーのように短期間で、症状が自然に治まるものではないので注意が必要です。
産後うつの詳しいことは、次項でお伝えします。

では話を戻しますね。
マタニティーブルーは出産を経験した女性の25#xFF5E;50%の女性がなることがあり、普通の現象といわれているだけに、「病気」としての治療は必要はないのです。
涙もろくなったり、焦りを感じたり不安を強く感じたり、気分が変わりやすくなります。
出産の疲労と、生活の変化と、そして子供が第一子目であれば、やったことのない育児への不安感から、誰にでも気分の落ち込みなどあって当たり前なのですね。

でもこれは、1週間から長くても1ヵ月もすれば自然に治るものです。気を楽にしてやり過ごしましょう。
特に、月経前に精神的に落ち着かないなどという経験のある人は、マタニティーブルーになりやすいということを覚えておくのも良いでしょう。

妊娠期間中から、
「マタニティーブルーは、誰にでもあること」
「出産直後には精神的に不安定になるけれど、1週間から1ヵ月もすれば治るもの」
と知っていれば、安心してその期間をやり過ごすことが出来ます。
マタニティーブルーだからといって、あわてる必要はないことを心がけておくのが一番かもしれません。

マタニティーブルーを経験する女性は、意外と多いものです。そしてその症状も一過性のものです。
ただ、次のことだけは、頭の片隅に入れて覚えておいたほうが良いでしょう。

マタニティーブルーを経験した人と経験しなかった人を比べると、経験した人では、後日「産後うつ病」になる確率は4倍くらい高いと言われています。
また、1000人に1人というごくまれなケースで「産褥精神病」という病気の初期症状が現れます。
これはマタニティーブルーとよく似ていると言われています。
そのため、その重要な病気を見落とす可能性が高いと言われています。
この「産褥精神病」は、幻覚や妄想などを併発する、産後のもっとも重い心の病気です。

マタニティーブルーは一時的なもの。
そのうちに治まるものと言われていますが、その後の心の状態には、しばらく注意したほうが良いでしょう。

産後うつ

マタニティーブルーは、短期間で自然に治るもので一過性のものですが、では「産後うつ」とはどのようなものでしょうか。
手遅れになると、母親の命にも子供の命にも関わる大変な事態を招く「うつ状態」にならないためにも、「産後うつ」について知っておく必要があります。

出産は女性にとって生命誕生にたずさわることができる、神秘的な瞬間ですよね。
そんな幸せな瞬間が負担に変わってしまわないよう、「産後うつ」をよく理解しておくことが一番良いでしょう。

出産前後の女性の体は、思春期や更年期と同じくらいの精神状態で、不安に陥りやすい時期でもあるのです。

産後うつは、自分自身で治すのは非常に困難です。
マタニティーブルーからうつ病へと変わってしまうのは、女性全体の12~13%と言われていますが、産後3ヶ月以内の女性は、統計的にもそれより高い頻度でうつ病が発症します。
産後うつ病は、そのまま放置すれば、うつ病の慢性化、重症化が心配されます。
また、育児放棄(ネグレスト)、虐待の引き金になりかねることがあるので、充分に注意しなければなりません。

産後うつの発症は、出産直後よりもっと遅くに発症します。
しかし多くは出産後、2~3週間から3ヶ月の間に発症するのですが、少なくとも、出産後6ヶ月は注意しておく必要があります。

産後うつの症状は、普通のうつ病と変わりません。
よくある症状は下記のようなものです。
  • 不眠、多眠。
  • 食欲不振、または食欲過多。
  • 疲れやすい。
  • 気分が憂うつですぐに泣けてくる。
  • 普段は楽しめたものに興味がなくなり楽しむことができなくなってしまう。
  • 焦ってしまいイライラする。
  • 自分を責めてしまい、自分に価値がないと思ってしまう。
  • 取り越し苦労をしてしまう。
  • やる気が起きなくなってしまう。
  • よく考えることができなくなる。

などですが、ここで最も注意したいことは、重症になってしまうと自殺を考えるということです。

こんな症状が、産後長引く場合は、「産後うつ病」を考えて適切な処置を行うことが大切です。
やはり、産後に発症するうつ病は、早いうちに改善をすることが必要になります。
とくに女性ホルモンの大きな変動から引き起こるうつ症状は、ほおっておいても治るものではありません。
適切な専門医を訪れることが重要です。

特に、出産はおめでたいことなので、周囲から祝福を受けている中、自分の心の状態を説明するのは気がひけますし難しいことです。
しかし、専門医にかかり早く治療に取り掛かることが必要になる病気だということをきちんと知っておきましょう。
特に、「死にたくなる」「死にたい」などという気持ちが生まれた場合は、すぐに専門医を受診する必要があります。

育児ノイローゼ

ここのところ、育児中の母親に「うつ」の症状が増えているということがあります。
初めての出産、そして初めての育児ではなおさらのことです。
何もかもわからない状態で、赤ちゃんと向き合うことになる母親は、極度の緊張と、不安をいつも抱え込んでいるような状態なのです。

赤ちゃんが泣いている。
けれど、なぜ泣いているのかわからない。
保健婦さんや、お姑さん、自分の母親などは「赤ちゃんの泣き方で、1日一緒にいれば、そんなことだんだんとわかってくるものよ」と言います。
でも実際には、「赤ちゃんの泣き声ひとつで何もかも理解できる」なんて神業的なことです。
最初からできる人なんていません。

そうです!初めての育児に取り組む母親は、常に奮闘しているのです。
あなただけではありません。

赤ちゃんが、泣き出して、
「オムツがぬれていないかな?」とおむつを確認したり、
「お腹が空いているのかな?」と思い母乳やミルクを与えたり、
「眠いのかな?」と思いあやしてみたり、
赤ちゃんと日々対話しています。
これも、マイナスにとらえてしまえば、この状況がストレスとなります。

まして、お姑さんと同居などしている若いお母さんにとって、お姑さんの一言一言が、実はありがたいものだったりするものですが、産後の女性ホルモン分泌の変化から、それも受け入れられなくなっている状態になっている若いお母さんたちもいるのです。
そんな時、心も体も疲れきっていても、一応家事や育児はなんとかこなせている場合は、夫やその周りにいる人には本人が苦しんでいることなどが判りにくいのです。
本当は軽度の「うつ」なのですが、実際は誰にも気づかれることがなく、本人だけが辛い思いをしていることも少なくありません。
そのような状態に気がつかず、放っておくと、本格的なうつ病になってしまい、家事をこなすどころか育児そのものも困難になってしまうのです。

「うつ病」について、最近では、ある程度の知識や、認識が広がってきました。
とはいえ他人からみれば、母親本人が「単に甘えてるだけ」ととらえられがちです。
本人も周りから「しっかりしなさい」と言われると、「自分が甘えているだけなんだ」という誤解をしてしまいやすいのです。

「うつ病」ということに気がつかず、後で取り返しのつかない状態まで病気が進行してしまうことがあります。
育児中に限らず、うつ病について、しっかりとした知識を持つことが必要なのです。

育児中のお母さんには、いろいろなストレスがつき物です。
田舎の大家族でないかぎり、
「赤ちゃんの面倒を見るのは、母親の仕事」
「母親が中心になって赤ちゃんの世話をすることが親子にとって必要なこと」
など、どちらかというと、母親中心に育児をまかせっきりになってしまっている部分が多くみられますよね。

最近では、夫婦のご両親とも遠方に住んでいることも多く、手伝ってくれる人が近くにいない場合が多いです。
お住まいの地区に子育て支援サービスがある場合や、お近くの保育園が相談窓口をもっていたりするので、夫婦だけでがんばろうとせず、周りに協力を求めましょう。
残念ですが、向こうからやってきてはくれません。
こちらから声を出しましょうね。

昔の人だって、自分一人では子供を育ててなんかしていません。
周りの人に手伝ってくれる人がいたのですよ。
一人で、二人で、抱え込み過ぎないようにしましょう。

初めて母親になる女性には、書店でみかける「育児本」などが基本的なマニュアルとなります。
赤ちゃんが、その本に書かれているような発達をしていないと、「もしかして、発育がおかしいの?」などと、育児に対して大きな悩みになるものです。
3ヶ月の赤ちゃんは、こういうことができる。
8ヶ月の赤ちゃんは、こういう発達をしている。
など、詳しくに書かれている育児本も多いです。
育児に対して大いに役立つ部分もありますが、その反面、マニュアル通りに発達しないと、お母さんにとって大きなストレスになってしまうこともあります。

赤ちゃんの発達には、個人差があるので、育児本に書かれていることが全てではありません。
マニュアルに頼ってしまいがちになると、その時期の赤ちゃんができると書かれてあることが、自分の子供にできなければ、お母さんにとって大きな不安になってしまいます。
育児本にはこう書いてあるけど、自分の子供はこれでいいんだ!と、大きく構えていられるといいですね。
かわいい赤ちゃん時代は一瞬です。
その一瞬、一瞬を楽しむように育児ができるといいですね。

それから、赤ちゃんの発達段階に夜泣きがありますが、これによってお母さんは睡眠不足に陥ります。
そんなストレスがお母さんを襲うと、赤ちゃんに対して知らず知らずにあたってしまったり、怒ってしまったりしてしまう可能性もあります。

泣き止まない赤ちゃんを目の前に、何時間もそのままその場に座り込んだ状態のお母さんを家に帰ってきた旦那さんがみて、びっくりすることもあります。
そこで初めて旦那さんは、奥さんの心身ともに疲れきった様子に気づき、病院を受診することを思いつくこともあります。
育児は、周りのサポートは欠かせないものです。

子育ては、お父さんである旦那さんのフォローがなければ、やっていけない部分も多いのです。
「今日の気分はどーぉ?」
「何か手伝うよ、何か僕に出来ることはある?」
「何か困ったことはある?」
など、色々と奥さんの状況を把握するために話を聞いてあげてください。
産後の奥さんの心身は、旦那さんの手にかかってると思ってくださいね。
そして「大変なのに、いつもありがとう。」と、感謝の言葉も忘れずに!

現代は周囲のサポートがなく、赤ちゃんと24時間向かい合い、身動きが取れなくなっているお母さんが増えているのです。

そんな心身の疲れから、最悪、赤ちゃんに虐待などという悲惨な状態にならないためにも、旦那さんもできる限り育児に参加していく必要があるでしょう。
旦那さんは毎日仕事に出かけるため、夜中に赤ちゃんに泣かれると、睡眠を妨げられることを嫌がりますが、赤ちゃんが夜中に泣きやまない状態で、睡眠が取れないのは旦那さんだけではないのです。
旦那さんを起こさないように奥さんは気を遣い、また赤ちゃんが何故そんなに泣くのか分からずに途方に暮れてしまったりと、大変な思いをしているのです。

毎日、赤ちゃんの夜泣きに付き合い寝かせるのが、「母親の仕事」と決め付けるのではなく、父親である旦那さんも積極的に育児に参加していくことが必要でしょう。

育児に関して母親は孤独になるものです。ですからママ友をいっぱい作りたいと思っているのですが、子供が生まれたばかりの時はそうはいきません。第一、生まれたばかりの赤ちゃんは外に出せません。
誰もがそうなのですが、お母さん1人で赤ちゃんと向き合う時間が多いわけですから、不安やストレスがかかって当たり前の状態なのです。

更年期のうつ

女性は、結婚・出産・子育てといった自分の人生において大きな変化がある時、それが「うつ病」の発症の引き金になることが多いのです。
特に閉経を迎える更年期の頃は、うつ病を発症するピークだといって良いでしょう。

更年期を迎える女性の年代から考えてみると、子供の進学や就職、何かと心配をしていた子供たちが巣立っていく時期でもあるのです。
それは、大変うれしいことでもありますが、もう一方では、子供が巣立つということで、今までの張り合いがなくなり、いいようのない空虚感に襲われます。
俗に言う「空の巣症候群」です。

「空の巣症候群」は、今まで一生懸命子育てに専念してきた主婦が、子供の独立や結婚などのきっかけに「自分の心の中に穴が開いたようになってしまう!」空虚感から抜け出せなくなるのです。
特に、子供中心で、生活をしてきた主婦の方に多くみられることがあります。

また、少し遅くに子供を産んだ場合は、更年期障害が現れる頃は、子供の大学進学や就職などの悩みが出てくる頃です。

夫婦共働きでやってきた場合、旦那さんが10歳くらい年上だと、旦那さんの(早期)定年退職と重なる時期でもあります。
旦那さんが1日中家にいて、自分だけが働く。
旦那さんの生活リズムの変化にどうしても巻き込まれてしまい、ストレスが溜まる日々となってしまう方もいます。
旦那さんにも退職前は自分が家族を支えているという誇りがあったけど、今は何となく力が入らない、やる気がでない。
申し訳なくも感じてしまい、帰りが遅い妻のため、家事をやろう。収入だって妻の方が多い・・・と悩みを抱えている場合も少なくありません。
こうした夫婦関係の変化が起こるそんな時期でもあります。

職場でのポジションも悩みの1つ。

  • 自分より年下が増えて、どう接していいか分からない
  • 本当は転職したいけど、年齢制限で他社へ移ることもできず、ただ今の業務に我慢している
  • 出来る仕事は増えたけど、それ程、周りの評価が高いとは思えない

など、働き続けることも悩み処ですよね。

まだまだありますよね。
婦人科系の病気の心配、他にも生活習慣病やその他の病気がそろそろ顔を出してくる年齢にもなるのでそういったことから、体力の衰えなども顕著に感じる年齢だとも言えるでしょう。

また、歳をとったご両親の介護の問題なども出てくる頃でもあります。
こうなると、更年期の年代の女性にとっては、心配の種はつきないくらいあふれているのです。
そのことを、あれこれと考えているうちに、
「夫との関係が本当につまらないものに思える」
「夫の親の介護ほど、気を遣い自分の時間もとられこれほどやりにくいものはない」
など考え始めれば、どんどん不安不満を感じそれが大きくなっていきます。

気が付いたころには...
「寝つきが悪い」
「眠っていても眠りが浅い」
「明け方になるとすぐに眼が覚めてしまう」
「何をする気も起こらない、おっくうに感じる」
「これといって理由はないのだけど、悲しくて悲しくて仕方ない」
という、うつの状態に陥ることもあります。この時期に起こるうつ病を「更年期うつ病」といいます。

この時期は、
「何もやる気が起きない」
「眠っても明け方には眼が覚める」
「寝つきが悪い」という症状が多いため「うつ病」と思われがちですが、更年期障害が原因の場合もあります。
つまり、原因別のうつ病の種類の項でお伝えした、身体因性のうつ病になります。

体の不調が続くようならば、まずは婦人科の受診をすることで、更年期障害なのか、うつ病なのかの判断がつきやすくなります。
そのため、婦人科の受診を試みてみるのがよいでしょう。
その場合、一般的な婦人科の病気を判断する婦人科受診より、更年期外来を儲けている婦人科受診をすることで、更年期障害ということがより明確に診断してもらえることになります。

更年期障害は、のぼせたり、ほてったり、動悸・めまい、発汗などの症状があります。
このような症状の改善は、自分の体の中の女性ホルモンの分泌の低下から起こってくるもので、薬の投薬によって症状がかなり改善されるものです。
更年期障害は、女性が誰でもなるものと我慢せずに、婦人科受診で症状が改善されるとそれだけで、気分的にも落ち着いてくるものです。そして症状が落ち着いてくるものなのです。
我慢は美徳ではありません。一度病院の門をたたいてみて下さいね。

しかし、うつ病はそういった更年期独特の症状といっしょに、
強い不安感、
憂うつな気分、
イライラした精神状態

などが婦人科受診で処方された薬で改善されないのです。
この場合はやはり、婦人科ではなく、うつ病専門の病院で診察を受けることが必要となるでしょう。

また、更年期障害とうつ病が併発する場合もあります。
更年期の症状に悩まされながらうつ病になることは、かなりの苦しさを伴います。
精神的に憂うつだったり不安感が抜け切れない状態で、更年期障害の症状であるのぼせやほてり(ホットフラッシュ)や冷え、それに疲労感などが強く出るとまさに、精神的にも身体的にも苦しいものとなってしまいます。

更年期障害を起こす年代は、前述のように精神的にも色々な問題に直面する時期です。
ホルモンのバランスも女性の人生の中で、一番変動するといってもいい年代かもしれません。
それだけに更年期障害を発症する年代は、うつ病を発症する年代のピークなのですね。

2010年4月30日
女性のためのうつ病の手ほどきサイトオープンしました。

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