性格・ストレスの度合い・ライフサイクルの変調がキーポイント|「女性のためのうつ病サイト」

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性格・ストレスの度合い・ライフサイクルの変調がキーポイント

性格別 メランコリー型うつ病 or 逃避型うつ病(非定型・新型)

「うつ病になりやすい性格」があるといわれています。
一つをメランコリー型といい、もうひとつを逃避型(非定型・新型)といいます。

メランコリー型うつ病とは?

生真面目ガンバリ屋さんタイプ(メランコリー型) まじめで几帳面で、何より「自分のことよりも他人のため」という傾向が強い人です。
外面はいいのですが、内面的には罪悪感の意識が強く、自分に関係のないことまで「自分のせいだ」と思う傾向があります。
そのため、精神的ストレスが通常よりも受けやすい性格です。

このような性格の方を専門用語では、メランコリー親和性と言います。
仕事熱心で、律儀で誠実・他者への配慮を忘れることがありません。
つまり、とってもいい人です。

しかし、そんなガンバリ屋さんは、いろいろなことを他人に任せることができず、何事も自分でやらなければ気がすまない気質を持っています。
または、他人に頼みごとのできない性格なので、結局一人で何でも抱え込んでしまい、すべて自分ひとりで何とかしようとしてしまいます。

以前は「神経症性うつ病」と呼ばれていたもので、40代以降に多く見られます。
以前はうつ病を発症する中で、もっとも多い性格といわれていました。

メランコリー型の特徴
  • 何もやる気が起きなかったり、今まで積極的に楽しんできた自分の趣味までも興味がなくなってしまう
  • 好きなことにも一切意欲がわかず、一日中憂うつな気持ちや不安な気持ちに襲われる
  • 寝つきが悪く、寝れても明け方に目が覚めたりと不眠傾向にある
  • 食欲が落ちてしまい、体重が落ちてきやすい
  • 頭の回転が鈍くなり、集中力がなくなり、以前難なくこなせていた仕事や家事が おっくうになってできない

メランコリー型うつ病の対応策
まずは徹底的に休むことです。しかも心から休むことが必要です。
人によっては、「休むって、いったいどうしたらいいのか?」と思う方もいるでしょう。
それだけ、今まで心と体が休んでいなかったということなのですね。
うつ病は、あなたを生かすために患います。
それ以上がんばることで、体が異常をきたし、最悪の場合は死にいたることを防ぐためにうつ病を患ったのです。
ですから、がんばらないこと、休むことが必要なのですね。
力を抜いて、周りのことなど気にせずにゆっくりと休みましょう。
単純ですが、メランコリー型のうつ病は休むことで改善していくのです。

逃避型うつ病(非定型・新型)とは?

自信が無い緊張しやすいタイプ(非定形型)もともと他人の顔色をうかがったりする傾向があるタイプです。
他人から自分がどう見られているかということを気にし、常に人の顔色を伺う「いい子」でありたいという気持ちを強く持っています。
他人の評価が気になり不安になるということもあり、人見知りが激しかったり、人前では緊張しやすいなど、対人恐怖症の一面も持っています。

20代から30代でかかるうつ病に最も多くみられるうつ病です。
特に、20代から30代の女性が発症する可能性が高く、その8割がこの逃避型(非定型・新型)うつ病であるということが言われています。
最近は若い男性にもみられる症状ですが、逃避型うつ病の7割は女性だと言われています。
全体的のうつ病の中で、決して少数派のうつ病ではありません。
うつ病全体を見渡しても、うつ病の中の3割を占めているという病気で、今後この割合は増えていく傾向になると思われます。

逃避型うつ病(非定型・新型)の特徴
  • イライラした気分になり、集中力が散漫になってしまい、仕事などが手に付かなくなってしまう
  • 人間関係でトラブルがおきやすくなり、激しい感情を他人にぶつけてしまったりする
  • 何か楽しいこと、例えば映画を観にいくことや自分の趣味などに対しては気分がよくなる
  • 落ち込み度が激しい
  • 憂うつな気分はあるものの、自分の好きなことに対しては、元気が出る、明るくなる
  • 嫌なことには必要以上に落ち込み、憂うつ感もひどくなり、各出来事に対して気分が変わりやすい「気分の反応性」が見られる
  • いくら眠っても眠っても寝たりない状態なります。
    1日10時間以上も睡眠をとっているにもかかわらず、昼間にも眠気を感じてしまうという睡眠傾向にある
  • 食欲は過食ぎみになります。
    食べることで気分を紛らわし、特に甘いものが食べたくなり発作的に食べる傾向にある
    過食症とまではいかないですが、体重の増加してしまう
  • 「鉛様まひ」といった、手足に重~い鉛が付いたように体が重く感じてしまい、ぐったりとした体の感覚を持ってしまうことが多い

逃避型うつ病(非定型・新型)の対応策
逃避型うつ病では、規則正しい生活リズムを作ることが重要になります。
特に、昼間に目的を持って活動することが、逃避型うつ病の改善にもつながります。
そのため、気分や症状が落ち着いたら、昼間に活動することを心がける必要があります。
逃避型うつ病を改善するには、可能であれば、昼間仕事に出かけ、時間通りに仕事に取り組むことが必要となってきます。
やらなければならないことがあり、それにしっかり取り組むことで、体内のリズムを正常に近づけてくれます。
好きなことだけに集中して取り組んでいては、いつまでたっても、睡眠と覚醒のリズムが整わず、逆効果になってしまいます。

そして、朝起きたら「今日はこれをしよう」「何かをやり遂げよう」と、その日の目標を明確に持ち毎日を生きることが大切です。

大きな目標はその目標に達しない時に
「やっぱり私には無理だ」という気分にさせてしまうので、逆効果になってしまいます。
逃避型うつ病の場合、小さな目標、たとえば...
「今日はこの本を読んでみよう」などの小さなものから始めてみればいいのです。
「何かをしなければならない」という小さな目標は、 自分自身で行動の自覚をし、昼間の眠気を失くすことに大いに役立つのです。
それが、生活のリズムを整える重要な役割を果たすことになるのです。

また、規則正しい生活をすることは、逃避型(非定型・新型)うつ病の改善に役立ちます。
気分が落ち着き、症状もある程度落ち着いてから、朝は、決まった時間にしっかりと目覚め、布団から出ることが重要になります。
一日中だらだらと食べるのではなく、三食をしっかりと決めた時間に食べることを習慣づけることも大切です。
そして何より、夜更かしをするのではなく、少なくとも夜の11時を過ぎたら必ず布団に入るということです。
ただ、無理して規則正しい生活をいきなりするのは逆効果になりますので、少しずつ生活リズムを戻していく感じで行ってくださいね。

また、規則正しい生活の基本である人間の体内のリズムは、朝起きて、朝日を浴びるところから調整されるのです。
目に朝の光が入ると脳から出るメラトニンという睡眠物質の分泌を抑制し、睡眠の状態がリセットされます。
これによって、1日24時間という当たり前のサイクルに体のリズムが整います。

逃避型うつ病の人には必ず朝の光を浴びて、体内のリズムをリセットすることが何よりも特効薬といえるでしょう。
睡眠のリズムが狂い、1日中眠くて仕方が無い状態を少しでも改善しようとするならば、体を動かすことも重要です。
体を動かすのは、「ゼーゼー、ハーハー」と息が乱れる運動でもなければ、フィットネスクラブに通って激しい運動のことでもありません。
ただ日常的に体を動かせば良いのです。
掃除や、片付けをすることでも体内のリズムは整うのです。
「今日は机の上をきれいにしよう」という小さな目標が達成感につながり、リズムの調整にも役立ちます。
また、体を動かしている姿を周囲の人が見ることで、自分自身も安心することができ、人間関係の改善にもつながるのであなた自身の気分も良くなります。

しかしこの逃避型うつ病は、他の精神的な病気との合併もあり、パニック障害などを引き起こすこともあります。
そのような合併症にならないためにも、体内リズムを整えることが重要なポイントになります。
自分自身で改善に努めてもなかなか症状が改善されない場合は、きちんと専門医を受診する必要があります。

生活の乱れ、体内リズムの乱れだけの話ではなく、逃避型うつ病は「うつ病」なのですから、医師の専門的診断を受け、適切な処置をしなければなりません。
特に逃避型うつ病は、薬物療法が中心となってくるので、薬を飲むことに不安や拒否感のある人は、主治医と納得が行くまで話し合う必要があります。
薬物療法の重要性をしっかり理解することが、うつ病を治すのに必要になってきます。

2010年4月30日
女性のためのうつ病の手ほどきサイトオープンしました。

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