うつ病の種類と特徴|「女性のためのうつ病サイト」

エナジー・ヨガ

代表的な女性のうつ病の種類

マリッジブルー

マリッジブルーとは、結婚に関して何らかの精神的ストレスがかかり、不眠症・食欲不振や不安感・恐怖感など、身体的な症状や心理的な症状が出ることを言います。
また、喘息やアトピー性皮膚炎などの持病が、結婚が決まってから悪化する場合もあります。
マリッジブルーになる時期としては、プロポーズを受けてから1ヶ月後ぐらいから挙式の1・2ヶ月前ぐらいまでが多いようです。
またこれ以外にも、お見合い結婚よりも恋愛結婚の方がマリッジブルーにかかりやすいというデーターがあります。

原因として多いのは、
「私、仕事と家庭の両立できるのかしら...」
「改めて考えてみたら、お料理・お洗濯・お掃除なんて私にできるのかしら...」
「挙式の準備を始めたら、彼と周りの意見が合わず、結婚後の生活が急に不安に思えてきた」
「ドレス合わせに行ったら、彼は私なんて興味がないように感じて...」
「好きだけど、この人で本当に良いのかしら...」
「彼のお母さんとうまくやっていけるかしら...」
「親元を離れて、私生活していけるかしら...」
などがあります。
また、結婚式に親が強く口を出してくるため、自分たちの思い通りの結婚式ができない、自分の好きなドレスが着られない、アクセサリーが付けられないといったことが原因となることもあります。
こうしたことが、結婚後の生活すべてが不安に感じてしまって...とストレス状態となってしまいます。
マリッジブルーになる男女比は(正式なデーターはありませんが)、圧倒的に女性が多いです。
これは、結婚することで女性の方が大きく生活が変わるからだといわれています。
仕事をしている女性の場合は、結婚をしても仕事を今まで通り続けられるのか悩み、寿退職して家に入ることが決まっている女性の場合は、今までと違った生活がどんなものなのか不安となります。
変化を楽しめる女性や彼の事が大好きでそのことに夢中で、周りが見えなくなってしま女性、結婚する自分を冷静に受け止められている女性ならいいのですが、生活の変化は多くの女性が不安を感じてしまいます。

これ以外にも遠距離恋愛などの場合は、女性が男性の住んでいる地域に移住する場合も多いです。
国際結婚では、圧倒的に男性側の国に女性が移住することが多くなります。

子供の頃から女性は、「嫁に行く」という言葉を幾度となく聞いていて、いずれは「嫁に行く」だろうと頭では理解している人も多いですが、誰も生活の変化については、教えてはくれませんよね。

また、もし転勤族の男性と結婚した場合は、一緒に転勤する地域へ引っ越しをする女性も多いです。
男性は、これを当然のことと思っている人もまだまだ多いようですが、決めつけられるとちょっと腹が立ちますよね(笑)

さらに、今では少なくなりましたが、「結婚したら仕事を辞めてくれ」という男性もいます。
専業主婦になりたい!!という女性ならば良いのでしょうが、たとえ彼に十分な収入があったとしても、仕事に生きがいを感じていた女性には、この言葉は苦痛でしかありませんよね。
彼と仕事を天秤になんてかけられません。

このように、結婚を機に大きく生活が変わるのは女性の方ですから、この不安をストレスに感じてマリッジブルーになるのはいたしかたないことです。

女性は子供の頃から周囲に結婚を意識させられている場合が多いので、いざ本当に結婚となると、急に自分に自信がなくなってしまったりします。
また子供の頃から、「花嫁」に対する憧れや夢を抱いている女性も少なくなく、イメージと違ったことに気付いて不安になってしまい、マリッジブルーは女性の方がかかりやすいのです。
そりゃ、何十年も楽しみにしてきたのに、花嫁像や結婚が自分のイメージしていたのと違ったら、びっくりしますよね。
しかし、通常はこんなマリッジブルーは、結婚して数カ月もたつとなくなります。

ただし、結婚をして数ヵ月以上が経つのに、マリッジブルーが続く場合もあります。
中には、何年も同棲生活をしていたにもかかわらず、結婚したらマリッジブルーになったという女性さえいます。

これは生活が大きく変わるからということもありますが、「幸せになることへの無意識の抵抗」があります。
誰しも「自分は幸せになりたい」と思っていると思いますが、無意識的に「幸せになってはいけない」と思っている人がいます。
無意識なので、本人もそのように思っているとは感じていないのですが、事が進むにつれて、無意識に思いが強くなり、心の叫びが身体的な症状となって現れる場合があります。
この場合、結婚に至らず破局を迎えてしまう場合、同棲生活に戻るなんて場合もあります。

マタニティーブルー

いわゆる「産後うつ」の状態です。 産後は、女性ホルモンのバランスが大きく崩れてしまい、どんなに健康な女性でも、この時期には色々と体調の変化があるものです。
その体調の変化は女性ホルモンのバランスの崩れからくるもので、妊娠期間中に体に現れた高血圧や、高血糖なども関係します。

マタニティーブルーは、通常、産後3日から7日以内に、女性の半数以上が経験している「心」の状態を言います。
初めて「母親」という大きな存在になる女性は、やはり心の中で
「赤ちゃんとちゃんと育てることができるのだろうか?」
「ちゃんと立派な母親になれるのだろうか?」
中には「母乳が出るのだろうか?」など、男性からは想像もつかないような小さなことまで不安に駆られてしまうものです。

旦那さんからは「そんなに心配しなくても、ちゃんとやっていけるだろう」と楽観視した言葉が聞かされますが、励ましたつもりでも奥さんは「私が頑張らなきゃ!」と余計に気負ってしまい、イライラしたり、緊張したりしてしまいます。
奥さんは「一緒にがんばろうね。僕も手伝うから~。」と優しく言ってもらいたいものなんですよ。家族の支えがあることが分かるとマタニティーブルーの症状が軽減されます。

産後は女性ホルモンのバランスも大きく崩れています。そんな女性の心理状態から考えると、楽観視した言葉を言われても、そう簡単に片付けられる問題ではないので、逆にストレスに感じてしまいます。

産後の女性の、情緒不安定な状態は、
「何でもないことでも悲しくなってしまい、涙があふれて止まらない」状態になったりします。
「私おかしくなったのかしら!?」と思う方もいらっしゃいますが、 産前から産後にかけては涙が出てくるのは普通のことですのでご安心ください。

涙は副交感神経がたくさん働くことで出ます。
他にも副交感神経は子宮を柔らかくしたり、体をリラックスさせたりします。
産後になると夜中でも90分ごとに母乳やミルクをあげなければならず、母親の体には過酷です。
そんな母親の体を守るために、副交感神経がたくさん働かなくてはいけません。
副交感神経が働いて泣き虫さんになっても、頭が「ボーっ」として行動が少し遅くなっても、それぐらいでないと体も心も持たないのですね。

マタニティーブルーは、
「赤ちゃんに愛情がもてない。」
「赤ちゃんのことがわからない状態のまま母親になどなれないのではないか。」
「赤ちゃんの泣き声を聞くだけでイライラしてしまい、自分は何をしていいかわからない。」

など悲観的なことも思い悩んでしまいます。
はっきり言って情緒不安定になります。
このページを見ている男性諸君!
これぐらいのことは知っておきましょう! そして奥様をやさしく包んであげてくださいね。

女性は結婚をすることでも生活環境が変わり、赤ちゃんが生まれることでも今までの生活が変わります。
赤ちゃんを中心に母親は、夜中に何度も起きたりすることで睡眠不足にもなり、旦那さんの世話も今まで通りしなければならないと、悩み苦しむ女性もいるはずです。
こんな変化に男性が気付かずに今までと変わらない生活を送ろうとすると、奥さんは旦那さんちょっとした言葉や行動にキバをむいてしまうことも。
奥さんと一緒に新しい生活に徐々に慣れていきましょう。

このサイトを読んでいるマタニティーブルーの奥さんをお持ち旦那さん、このときの扱いは、奥さんは一生忘れません!!
30年後でも覚えています。
30年後の夫婦ゲンカのネタになることさえありますよ。(笑)

逆に旦那さんや周りの家族の支えがあることがわかると、奥さん自身も落ち着き、マタニティーブルーの症状が軽減されます。
すると、体の疲労はまだ残りますが、マタニティーブルーは自然と良くなってくることがほとんどです。
ちなみに、このことも奥さんは一生忘れません。(笑)

周りの協力がなく孤軍奮闘状態で行き詰まり、
「自分が赤ちゃんに対して何をして良いかわからない」 「赤ちゃんのことがわからず、悲しくて育児に自信が持てない」
というような状態が長引くと、
「育児に自信がない」という状態が引き金になり、うつ状態に陥ることになります。
これはもう、マタニティーブルーではなく、立派な「産後うつ病」なのです。

マタニティーブルーと、産後うつになる見極めが重要になってくるのです。

産後うつの状態のまま育児を続けていると、最悪、赤ちゃんと母親で自殺、もしくは虐待やネグレスト(育児放棄)のような悲しい状況を引き起こしかねません。

家族は慎重に母親の苦しみを理解してあげる必要があると言えるでしょう。
産後うつは、決してマタニティーブルーのように短期間で、症状が自然に治まるものではないので注意が必要です。
産後うつの詳しいことは、次項でお伝えします。

では話を戻しますね。
マタニティーブルーは出産を経験した女性の25#xFF5E;50%の女性がなることがあり、普通の現象といわれているだけに、「病気」としての治療は必要はないのです。
涙もろくなったり、焦りを感じたり不安を強く感じたり、気分が変わりやすくなります。
出産の疲労と、生活の変化と、そして子供が第一子目であれば、やったことのない育児への不安感から、誰にでも気分の落ち込みなどあって当たり前なのですね。

でもこれは、1週間から長くても1ヵ月もすれば自然に治るものです。気を楽にしてやり過ごしましょう。
特に、月経前に精神的に落ち着かないなどという経験のある人は、マタニティーブルーになりやすいということを覚えておくのも良いでしょう。

妊娠期間中から、
「マタニティーブルーは、誰にでもあること」
「出産直後には精神的に不安定になるけれど、1週間から1ヵ月もすれば治るもの」
と知っていれば、安心してその期間をやり過ごすことが出来ます。
マタニティーブルーだからといって、あわてる必要はないことを心がけておくのが一番かもしれません。

マタニティーブルーを経験する女性は、意外と多いものです。そしてその症状も一過性のものです。
ただ、次のことだけは、頭の片隅に入れて覚えておいたほうが良いでしょう。

マタニティーブルーを経験した人と経験しなかった人を比べると、経験した人では、後日「産後うつ病」になる確率は4倍くらい高いと言われています。
また、1000人に1人というごくまれなケースで「産褥精神病」という病気の初期症状が現れます。
これはマタニティーブルーとよく似ていると言われています。
そのため、その重要な病気を見落とす可能性が高いと言われています。
この「産褥精神病」は、幻覚や妄想などを併発する、産後のもっとも重い心の病気です。

マタニティーブルーは一時的なもの。
そのうちに治まるものと言われていますが、その後の心の状態には、しばらく注意したほうが良いでしょう。

産後うつ

マタニティーブルーは、短期間で自然に治るもので一過性のものですが、では「産後うつ」とはどのようなものでしょうか。
手遅れになると、母親の命にも子供の命にも関わる大変な事態を招く「うつ状態」にならないためにも、「産後うつ」について知っておく必要があります。

出産は女性にとって生命誕生にたずさわることができる、神秘的な瞬間ですよね。
そんな幸せな瞬間が負担に変わってしまわないよう、「産後うつ」をよく理解しておくことが一番良いでしょう。

出産前後の女性の体は、思春期や更年期と同じくらいの精神状態で、不安に陥りやすい時期でもあるのです。

産後うつは、自分自身で治すのは非常に困難です。
マタニティーブルーからうつ病へと変わってしまうのは、女性全体の12~13%と言われていますが、産後3ヶ月以内の女性は、統計的にもそれより高い頻度でうつ病が発症します。
産後うつ病は、そのまま放置すれば、うつ病の慢性化、重症化が心配されます。
また、育児放棄(ネグレスト)、虐待の引き金になりかねることがあるので、充分に注意しなければなりません。

産後うつの発症は、出産直後よりもっと遅くに発症します。
しかし多くは出産後、2~3週間から3ヶ月の間に発症するのですが、少なくとも、出産後6ヶ月は注意しておく必要があります。

産後うつの症状は、普通のうつ病と変わりません。
よくある症状は下記のようなものです。
  • 不眠、多眠。
  • 食欲不振、または食欲過多。
  • 疲れやすい。
  • 気分が憂うつですぐに泣けてくる。
  • 普段は楽しめたものに興味がなくなり楽しむことができなくなってしまう。
  • 焦ってしまいイライラする。
  • 自分を責めてしまい、自分に価値がないと思ってしまう。
  • 取り越し苦労をしてしまう。
  • やる気が起きなくなってしまう。
  • よく考えることができなくなる。

などですが、ここで最も注意したいことは、重症になってしまうと自殺を考えるということです。

こんな症状が、産後長引く場合は、「産後うつ病」を考えて適切な処置を行うことが大切です。
やはり、産後に発症するうつ病は、早いうちに改善をすることが必要になります。
とくに女性ホルモンの大きな変動から引き起こるうつ症状は、ほおっておいても治るものではありません。
適切な専門医を訪れることが重要です。

特に、出産はおめでたいことなので、周囲から祝福を受けている中、自分の心の状態を説明するのは気がひけますし難しいことです。
しかし、専門医にかかり早く治療に取り掛かることが必要になる病気だということをきちんと知っておきましょう。
特に、「死にたくなる」「死にたい」などという気持ちが生まれた場合は、すぐに専門医を受診する必要があります。

育児ノイローゼ

ここのところ、育児中の母親に「うつ」の症状が増えているということがあります。
初めての出産、そして初めての育児ではなおさらのことです。
何もかもわからない状態で、赤ちゃんと向き合うことになる母親は、極度の緊張と、不安をいつも抱え込んでいるような状態なのです。

赤ちゃんが泣いている。
けれど、なぜ泣いているのかわからない。
保健婦さんや、お姑さん、自分の母親などは「赤ちゃんの泣き方で、1日一緒にいれば、そんなことだんだんとわかってくるものよ」と言います。
でも実際には、「赤ちゃんの泣き声ひとつで何もかも理解できる」なんて神業的なことです。
最初からできる人なんていません。

そうです!初めての育児に取り組む母親は、常に奮闘しているのです。
あなただけではありません。

赤ちゃんが、泣き出して、
「オムツがぬれていないかな?」とおむつを確認したり、
「お腹が空いているのかな?」と思い母乳やミルクを与えたり、
「眠いのかな?」と思いあやしてみたり、
赤ちゃんと日々対話しています。
これも、マイナスにとらえてしまえば、この状況がストレスとなります。

まして、お姑さんと同居などしている若いお母さんにとって、お姑さんの一言一言が、実はありがたいものだったりするものですが、産後の女性ホルモン分泌の変化から、それも受け入れられなくなっている状態になっている若いお母さんたちもいるのです。
そんな時、心も体も疲れきっていても、一応家事や育児はなんとかこなせている場合は、夫やその周りにいる人には本人が苦しんでいることなどが判りにくいのです。
本当は軽度の「うつ」なのですが、実際は誰にも気づかれることがなく、本人だけが辛い思いをしていることも少なくありません。
そのような状態に気がつかず、放っておくと、本格的なうつ病になってしまい、家事をこなすどころか育児そのものも困難になってしまうのです。

「うつ病」について、最近では、ある程度の知識や、認識が広がってきました。
とはいえ他人からみれば、母親本人が「単に甘えてるだけ」ととらえられがちです。
本人も周りから「しっかりしなさい」と言われると、「自分が甘えているだけなんだ」という誤解をしてしまいやすいのです。

「うつ病」ということに気がつかず、後で取り返しのつかない状態まで病気が進行してしまうことがあります。
育児中に限らず、うつ病について、しっかりとした知識を持つことが必要なのです。

育児中のお母さんには、いろいろなストレスがつき物です。
田舎の大家族でないかぎり、
「赤ちゃんの面倒を見るのは、母親の仕事」
「母親が中心になって赤ちゃんの世話をすることが親子にとって必要なこと」
など、どちらかというと、母親中心に育児をまかせっきりになってしまっている部分が多くみられますよね。

最近では、夫婦のご両親とも遠方に住んでいることも多く、手伝ってくれる人が近くにいない場合が多いです。
お住まいの地区に子育て支援サービスがある場合や、お近くの保育園が相談窓口をもっていたりするので、夫婦だけでがんばろうとせず、周りに協力を求めましょう。
残念ですが、向こうからやってきてはくれません。
こちらから声を出しましょうね。

昔の人だって、自分一人では子供を育ててなんかしていません。
周りの人に手伝ってくれる人がいたのですよ。
一人で、二人で、抱え込み過ぎないようにしましょう。

初めて母親になる女性には、書店でみかける「育児本」などが基本的なマニュアルとなります。
赤ちゃんが、その本に書かれているような発達をしていないと、「もしかして、発育がおかしいの?」などと、育児に対して大きな悩みになるものです。
3ヶ月の赤ちゃんは、こういうことができる。
8ヶ月の赤ちゃんは、こういう発達をしている。
など、詳しくに書かれている育児本も多いです。
育児に対して大いに役立つ部分もありますが、その反面、マニュアル通りに発達しないと、お母さんにとって大きなストレスになってしまうこともあります。

赤ちゃんの発達には、個人差があるので、育児本に書かれていることが全てではありません。
マニュアルに頼ってしまいがちになると、その時期の赤ちゃんができると書かれてあることが、自分の子供にできなければ、お母さんにとって大きな不安になってしまいます。
育児本にはこう書いてあるけど、自分の子供はこれでいいんだ!と、大きく構えていられるといいですね。
かわいい赤ちゃん時代は一瞬です。
その一瞬、一瞬を楽しむように育児ができるといいですね。

それから、赤ちゃんの発達段階に夜泣きがありますが、これによってお母さんは睡眠不足に陥ります。
そんなストレスがお母さんを襲うと、赤ちゃんに対して知らず知らずにあたってしまったり、怒ってしまったりしてしまう可能性もあります。

泣き止まない赤ちゃんを目の前に、何時間もそのままその場に座り込んだ状態のお母さんを家に帰ってきた旦那さんがみて、びっくりすることもあります。
そこで初めて旦那さんは、奥さんの心身ともに疲れきった様子に気づき、病院を受診することを思いつくこともあります。
育児は、周りのサポートは欠かせないものです。

子育ては、お父さんである旦那さんのフォローがなければ、やっていけない部分も多いのです。
「今日の気分はどーぉ?」
「何か手伝うよ、何か僕に出来ることはある?」
「何か困ったことはある?」
など、色々と奥さんの状況を把握するために話を聞いてあげてください。
産後の奥さんの心身は、旦那さんの手にかかってると思ってくださいね。
そして「大変なのに、いつもありがとう。」と、感謝の言葉も忘れずに!

現代は周囲のサポートがなく、赤ちゃんと24時間向かい合い、身動きが取れなくなっているお母さんが増えているのです。

そんな心身の疲れから、最悪、赤ちゃんに虐待などという悲惨な状態にならないためにも、旦那さんもできる限り育児に参加していく必要があるでしょう。
旦那さんは毎日仕事に出かけるため、夜中に赤ちゃんに泣かれると、睡眠を妨げられることを嫌がりますが、赤ちゃんが夜中に泣きやまない状態で、睡眠が取れないのは旦那さんだけではないのです。
旦那さんを起こさないように奥さんは気を遣い、また赤ちゃんが何故そんなに泣くのか分からずに途方に暮れてしまったりと、大変な思いをしているのです。

毎日、赤ちゃんの夜泣きに付き合い寝かせるのが、「母親の仕事」と決め付けるのではなく、父親である旦那さんも積極的に育児に参加していくことが必要でしょう。

育児に関して母親は孤独になるものです。ですからママ友をいっぱい作りたいと思っているのですが、子供が生まれたばかりの時はそうはいきません。第一、生まれたばかりの赤ちゃんは外に出せません。
誰もがそうなのですが、お母さん1人で赤ちゃんと向き合う時間が多いわけですから、不安やストレスがかかって当たり前の状態なのです。

更年期のうつ

女性は、結婚・出産・子育てといった自分の人生において大きな変化がある時、それが「うつ病」の発症の引き金になることが多いのです。
特に閉経を迎える更年期の頃は、うつ病を発症するピークだといって良いでしょう。

更年期を迎える女性の年代から考えてみると、子供の進学や就職、何かと心配をしていた子供たちが巣立っていく時期でもあるのです。
それは、大変うれしいことでもありますが、もう一方では、子供が巣立つということで、今までの張り合いがなくなり、いいようのない空虚感に襲われます。
俗に言う「空の巣症候群」です。

「空の巣症候群」は、今まで一生懸命子育てに専念してきた主婦が、子供の独立や結婚などのきっかけに「自分の心の中に穴が開いたようになってしまう!」空虚感から抜け出せなくなるのです。
特に、子供中心で、生活をしてきた主婦の方に多くみられることがあります。

また、少し遅くに子供を産んだ場合は、更年期障害が現れる頃は、子供の大学進学や就職などの悩みが出てくる頃です。

夫婦共働きでやってきた場合、旦那さんが10歳くらい年上だと、旦那さんの(早期)定年退職と重なる時期でもあります。
旦那さんが1日中家にいて、自分だけが働く。
旦那さんの生活リズムの変化にどうしても巻き込まれてしまい、ストレスが溜まる日々となってしまう方もいます。
旦那さんにも退職前は自分が家族を支えているという誇りがあったけど、今は何となく力が入らない、やる気がでない。
申し訳なくも感じてしまい、帰りが遅い妻のため、家事をやろう。収入だって妻の方が多い・・・と悩みを抱えている場合も少なくありません。
こうした夫婦関係の変化が起こるそんな時期でもあります。

職場でのポジションも悩みの1つ。

  • 自分より年下が増えて、どう接していいか分からない
  • 本当は転職したいけど、年齢制限で他社へ移ることもできず、ただ今の業務に我慢している
  • 出来る仕事は増えたけど、それ程、周りの評価が高いとは思えない

など、働き続けることも悩み処ですよね。

まだまだありますよね。
婦人科系の病気の心配、他にも生活習慣病やその他の病気がそろそろ顔を出してくる年齢にもなるのでそういったことから、体力の衰えなども顕著に感じる年齢だとも言えるでしょう。

また、歳をとったご両親の介護の問題なども出てくる頃でもあります。
こうなると、更年期の年代の女性にとっては、心配の種はつきないくらいあふれているのです。
そのことを、あれこれと考えているうちに、
「夫との関係が本当につまらないものに思える」
「夫の親の介護ほど、気を遣い自分の時間もとられこれほどやりにくいものはない」
など考え始めれば、どんどん不安不満を感じそれが大きくなっていきます。

気が付いたころには...
「寝つきが悪い」
「眠っていても眠りが浅い」
「明け方になるとすぐに眼が覚めてしまう」
「何をする気も起こらない、おっくうに感じる」
「これといって理由はないのだけど、悲しくて悲しくて仕方ない」
という、うつの状態に陥ることもあります。この時期に起こるうつ病を「更年期うつ病」といいます。

この時期は、
「何もやる気が起きない」
「眠っても明け方には眼が覚める」
「寝つきが悪い」という症状が多いため「うつ病」と思われがちですが、更年期障害が原因の場合もあります。
つまり、原因別のうつ病の種類の項でお伝えした、身体因性のうつ病になります。

体の不調が続くようならば、まずは婦人科の受診をすることで、更年期障害なのか、うつ病なのかの判断がつきやすくなります。
そのため、婦人科の受診を試みてみるのがよいでしょう。
その場合、一般的な婦人科の病気を判断する婦人科受診より、更年期外来を儲けている婦人科受診をすることで、更年期障害ということがより明確に診断してもらえることになります。

更年期障害は、のぼせたり、ほてったり、動悸・めまい、発汗などの症状があります。
このような症状の改善は、自分の体の中の女性ホルモンの分泌の低下から起こってくるもので、薬の投薬によって症状がかなり改善されるものです。
更年期障害は、女性が誰でもなるものと我慢せずに、婦人科受診で症状が改善されるとそれだけで、気分的にも落ち着いてくるものです。そして症状が落ち着いてくるものなのです。
我慢は美徳ではありません。一度病院の門をたたいてみて下さいね。

しかし、うつ病はそういった更年期独特の症状といっしょに、
強い不安感、
憂うつな気分、
イライラした精神状態

などが婦人科受診で処方された薬で改善されないのです。
この場合はやはり、婦人科ではなく、うつ病専門の病院で診察を受けることが必要となるでしょう。

また、更年期障害とうつ病が併発する場合もあります。
更年期の症状に悩まされながらうつ病になることは、かなりの苦しさを伴います。
精神的に憂うつだったり不安感が抜け切れない状態で、更年期障害の症状であるのぼせやほてり(ホットフラッシュ)や冷え、それに疲労感などが強く出るとまさに、精神的にも身体的にも苦しいものとなってしまいます。

更年期障害を起こす年代は、前述のように精神的にも色々な問題に直面する時期です。
ホルモンのバランスも女性の人生の中で、一番変動するといってもいい年代かもしれません。
それだけに更年期障害を発症する年代は、うつ病を発症する年代のピークなのですね。


性格・ストレスの度合い・ライフサイクルの変調がキーポイント

性格別 メランコリー型うつ病 or 逃避型うつ病(非定型・新型)

「うつ病になりやすい性格」があるといわれています。
一つをメランコリー型といい、もうひとつを逃避型(非定型・新型)といいます。

メランコリー型うつ病とは?

生真面目ガンバリ屋さんタイプ(メランコリー型) まじめで几帳面で、何より「自分のことよりも他人のため」という傾向が強い人です。
外面はいいのですが、内面的には罪悪感の意識が強く、自分に関係のないことまで「自分のせいだ」と思う傾向があります。
そのため、精神的ストレスが通常よりも受けやすい性格です。

このような性格の方を専門用語では、メランコリー親和性と言います。
仕事熱心で、律儀で誠実・他者への配慮を忘れることがありません。
つまり、とってもいい人です。

しかし、そんなガンバリ屋さんは、いろいろなことを他人に任せることができず、何事も自分でやらなければ気がすまない気質を持っています。
または、他人に頼みごとのできない性格なので、結局一人で何でも抱え込んでしまい、すべて自分ひとりで何とかしようとしてしまいます。

以前は「神経症性うつ病」と呼ばれていたもので、40代以降に多く見られます。
以前はうつ病を発症する中で、もっとも多い性格といわれていました。

メランコリー型の特徴
  • 何もやる気が起きなかったり、今まで積極的に楽しんできた自分の趣味までも興味がなくなってしまう
  • 好きなことにも一切意欲がわかず、一日中憂うつな気持ちや不安な気持ちに襲われる
  • 寝つきが悪く、寝れても明け方に目が覚めたりと不眠傾向にある
  • 食欲が落ちてしまい、体重が落ちてきやすい
  • 頭の回転が鈍くなり、集中力がなくなり、以前難なくこなせていた仕事や家事が おっくうになってできない

メランコリー型うつ病の対応策
まずは徹底的に休むことです。しかも心から休むことが必要です。
人によっては、「休むって、いったいどうしたらいいのか?」と思う方もいるでしょう。
それだけ、今まで心と体が休んでいなかったということなのですね。
うつ病は、あなたを生かすために患います。
それ以上がんばることで、体が異常をきたし、最悪の場合は死にいたることを防ぐためにうつ病を患ったのです。
ですから、がんばらないこと、休むことが必要なのですね。
力を抜いて、周りのことなど気にせずにゆっくりと休みましょう。
単純ですが、メランコリー型のうつ病は休むことで改善していくのです。

逃避型うつ病(非定型・新型)とは?

自信が無い緊張しやすいタイプ(非定形型)もともと他人の顔色をうかがったりする傾向があるタイプです。
他人から自分がどう見られているかということを気にし、常に人の顔色を伺う「いい子」でありたいという気持ちを強く持っています。
他人の評価が気になり不安になるということもあり、人見知りが激しかったり、人前では緊張しやすいなど、対人恐怖症の一面も持っています。

20代から30代でかかるうつ病に最も多くみられるうつ病です。
特に、20代から30代の女性が発症する可能性が高く、その8割がこの逃避型(非定型・新型)うつ病であるということが言われています。
最近は若い男性にもみられる症状ですが、逃避型うつ病の7割は女性だと言われています。
全体的のうつ病の中で、決して少数派のうつ病ではありません。
うつ病全体を見渡しても、うつ病の中の3割を占めているという病気で、今後この割合は増えていく傾向になると思われます。

逃避型うつ病(非定型・新型)の特徴
  • イライラした気分になり、集中力が散漫になってしまい、仕事などが手に付かなくなってしまう
  • 人間関係でトラブルがおきやすくなり、激しい感情を他人にぶつけてしまったりする
  • 何か楽しいこと、例えば映画を観にいくことや自分の趣味などに対しては気分がよくなる
  • 落ち込み度が激しい
  • 憂うつな気分はあるものの、自分の好きなことに対しては、元気が出る、明るくなる
  • 嫌なことには必要以上に落ち込み、憂うつ感もひどくなり、各出来事に対して気分が変わりやすい「気分の反応性」が見られる
  • いくら眠っても眠っても寝たりない状態なります。
    1日10時間以上も睡眠をとっているにもかかわらず、昼間にも眠気を感じてしまうという睡眠傾向にある
  • 食欲は過食ぎみになります。
    食べることで気分を紛らわし、特に甘いものが食べたくなり発作的に食べる傾向にある
    過食症とまではいかないですが、体重の増加してしまう
  • 「鉛様まひ」といった、手足に重~い鉛が付いたように体が重く感じてしまい、ぐったりとした体の感覚を持ってしまうことが多い

逃避型うつ病(非定型・新型)の対応策
逃避型うつ病では、規則正しい生活リズムを作ることが重要になります。
特に、昼間に目的を持って活動することが、逃避型うつ病の改善にもつながります。
そのため、気分や症状が落ち着いたら、昼間に活動することを心がける必要があります。
逃避型うつ病を改善するには、可能であれば、昼間仕事に出かけ、時間通りに仕事に取り組むことが必要となってきます。
やらなければならないことがあり、それにしっかり取り組むことで、体内のリズムを正常に近づけてくれます。
好きなことだけに集中して取り組んでいては、いつまでたっても、睡眠と覚醒のリズムが整わず、逆効果になってしまいます。

そして、朝起きたら「今日はこれをしよう」「何かをやり遂げよう」と、その日の目標を明確に持ち毎日を生きることが大切です。

大きな目標はその目標に達しない時に
「やっぱり私には無理だ」という気分にさせてしまうので、逆効果になってしまいます。
逃避型うつ病の場合、小さな目標、たとえば...
「今日はこの本を読んでみよう」などの小さなものから始めてみればいいのです。
「何かをしなければならない」という小さな目標は、 自分自身で行動の自覚をし、昼間の眠気を失くすことに大いに役立つのです。
それが、生活のリズムを整える重要な役割を果たすことになるのです。

また、規則正しい生活をすることは、逃避型(非定型・新型)うつ病の改善に役立ちます。
気分が落ち着き、症状もある程度落ち着いてから、朝は、決まった時間にしっかりと目覚め、布団から出ることが重要になります。
一日中だらだらと食べるのではなく、三食をしっかりと決めた時間に食べることを習慣づけることも大切です。
そして何より、夜更かしをするのではなく、少なくとも夜の11時を過ぎたら必ず布団に入るということです。
ただ、無理して規則正しい生活をいきなりするのは逆効果になりますので、少しずつ生活リズムを戻していく感じで行ってくださいね。

また、規則正しい生活の基本である人間の体内のリズムは、朝起きて、朝日を浴びるところから調整されるのです。
目に朝の光が入ると脳から出るメラトニンという睡眠物質の分泌を抑制し、睡眠の状態がリセットされます。
これによって、1日24時間という当たり前のサイクルに体のリズムが整います。

逃避型うつ病の人には必ず朝の光を浴びて、体内のリズムをリセットすることが何よりも特効薬といえるでしょう。
睡眠のリズムが狂い、1日中眠くて仕方が無い状態を少しでも改善しようとするならば、体を動かすことも重要です。
体を動かすのは、「ゼーゼー、ハーハー」と息が乱れる運動でもなければ、フィットネスクラブに通って激しい運動のことでもありません。
ただ日常的に体を動かせば良いのです。
掃除や、片付けをすることでも体内のリズムは整うのです。
「今日は机の上をきれいにしよう」という小さな目標が達成感につながり、リズムの調整にも役立ちます。
また、体を動かしている姿を周囲の人が見ることで、自分自身も安心することができ、人間関係の改善にもつながるのであなた自身の気分も良くなります。

しかしこの逃避型うつ病は、他の精神的な病気との合併もあり、パニック障害などを引き起こすこともあります。
そのような合併症にならないためにも、体内リズムを整えることが重要なポイントになります。
自分自身で改善に努めてもなかなか症状が改善されない場合は、きちんと専門医を受診する必要があります。

生活の乱れ、体内リズムの乱れだけの話ではなく、逃避型うつ病は「うつ病」なのですから、医師の専門的診断を受け、適切な処置をしなければなりません。
特に逃避型うつ病は、薬物療法が中心となってくるので、薬を飲むことに不安や拒否感のある人は、主治医と納得が行くまで話し合う必要があります。
薬物療法の重要性をしっかり理解することが、うつ病を治すのに必要になってきます。


心の変化?もともとの遺伝?

原因別うつ病の種類 心因性・内因性・身体因性

うつ病を別の見方で原因別に分けると下記のようになります。
あなたがどのような原因でうつ病になっているかを参考にしてみてください。

心因性のうつ病の原因

職場や家庭の問題、転職、引越しなど、生活の中での大きな変化は、大きなストレスの要因となるものがたくさんありますよね。
最初のページでもお伝えしましたが、女性は男性と異なり年齢相応の役割が目まぐるしく変わります。
(そんなことから、たまに変化に付いて行けなくなることぐらいあるのが普通です)
そのため、環境の変化が大きな生活の変化となり、それが大きな精神的ストレスになるのです。

本来人間は、その変化に適応し克服し、次第にストレスを感じなくなるものです。
しかし、そのストレスが長引いたり、自分の許容範囲を超えるストレスとなると、対応しきれなくなり、いつしかうつ病が発症してしまいます。
うつ病とうつ状態のお話のときにもお伝えしましたが、誰だって近親者が亡くなれば気分が落ち込みます。
つまりこのときの気分の落ち込みはいたって普通のことです。
病気とは本来「ふつうの状態じゃないこと」を言います。

ですが、どこまでが病気でどこまでが普通の状態化は線引きできません。
また、個々のストレス耐性(ストレスに抵抗する力)の強さによっても、うつ病になる方、ならない方が決まってきます。
同じストレスを受けてもうつ状態が3日の人もいれば、うつ状態を通り越してうつ病になる方もいらっしゃいます。

現代人のうつ病のタイプは、この心因性うつ病が多いと言われています。
幅広い年齢層に発症しやすいのですが、40代ごろからよく発症する例が見られると言われています。

トピック:喪失感はうつ病になりやすいストレス
多くの場合、一番大きな精神的ストレス(つまり心因性の原因になるストレス)は、喪失感です。
これは「自分の愛情の対象となっている大切なものを失った時、または失ったと思った時」に感じる感情です。
大きな喪失感を感じると心のバランスを崩し、様々な社会への適応障害を起こしたり、心因性のうつ病になり体調不良になったりするものです。

特に喪失感が大きくなりやすい出来事は、配偶者の死や家族の死、友人の死など死別体験だと言われています。
また、家族同然に大事にしているペットなどの死別体験なども大きな喪失感となります。
最近ではペットロス症候群などともいわれています。
「ペットがいなくなってしまったのは、私の管理が悪かったためだ」とか
「ペットが死んでしまったのは、私の責任だ」などという、自分を責めてしまう感情になってしまったり、死んだはずのペットが今でも元気に自分の元にいるという錯覚を起こすことなどもあるのです。
通常は、時間とともに精神的にも回復し元気になるのですが、そのままうつ病へ移行することもあるのです。

更に、人間だけではなく、仕事や財産もその人が大切にしている場合は、喪失(つまり失業や退職、散財)により喪失感を覚え、うつ状態に入り込むこともありますし、会社など、ある組織での権力が無くなる場合も喪失感を生みます。
無意識に女性として大切だと思っていた生理が無くなるという喪失感のため、閉経後にホルモンのバランスの乱れも伴ってうつ傾向になる女性もおります。

また、バリバリ働く女性の中には、最後の女らしさであるもの(料理器具やおしゃれな洋服など)を喪失することで気分の落ち込みが激しくなることもあります。
男性からすると、「たいして使ってもいなかったものが無くなったくらいで...」
と思うこともありますが、女性からすると立派な喪失感になるのです。

女性は結婚して生まれ育ったところから引っ越すこともありますが、この場合も生まれ育ったところで生活することの喪失になりますのでうつ傾向になります。
結婚して自由を喪失することにより、うつになることはマリッジブルーとも言います。

家族の死・友人の死・子どもとの別離(空の巣症候群)・離婚・恋人との破局など、大切なものをなくすことで立ち直れない状態が長く続くと、喪失感からうつ傾向が強く出てきます。最悪の場合、自殺という危険性もあります。

内因性のうつ病の原因

内因性と言葉にあるように、「いつのまにか、ひとりでにうつ病になる」というタイプがこのタイプです。
心因性のように何かストレスがあったわけでもない、身体因性のように体に異常があるわけでもない、はっきりした原因がいまいち分からないタイプのうつ病のことを言います。
何とな~く自然にうつ病が発症し、うつ病の症状が繰り返し起こるタイプです。

季節に左右されることも多く、決まった季節になると症状が悪化する傾向があります。
多いのは冬に起こる冬季性うつ病や春に起こるうつ病です。
何度か症状が悪化するので、周りにいる家族にも、その様子の変化が分かるので、うつ病の症状が発症しているかどうかということがわかってきます。
この内因性うつ病の発症しやすい年齢は20代ごろからと言われています。
心因性うつ病も内因性うつ病も症状は同じです。

身体因性のうつ病の原因

体の病気や変化や服用している薬の副作用からうつ病になるのがこのタイプです。
女性特有のうつ病でいえば、マタニティーブルーや産後うつ、そして更年期のうつ等がこれにあたります。
うつ状態になりやすい病気としては、甲状腺機能低下症・副腎皮質機能低下症・パーキンソン病・アルツハイマー・リウマチやエリトマトーデスのような膠原病などが代表的なものです。
また、がんの初期・脳腫瘍、脳卒中(脳出血・脳梗塞)の後にも高い確率でうつになります。
さらに、骨盤や背骨のゆがみ、頭蓋骨のゆがみ、姿勢の悪さからもうつになる場合も少なくありません。

このように体の状態がうつの原因となっているのが身体因性のうつ病です。
当然、うつ病の治療よりも体の治療の方が先になります。
甲状腺機能低下症・副腎皮質機能低下症・パーキンソン病・アルツハイマー・膠原病・がん・脳腫瘍・脳卒中などは内科もしくはその専門医にご相談ください。
骨盤や背骨のゆがみ・頭蓋骨のゆがみや姿勢の悪さなどは、整体などの専門家にご相談ください。


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2010年4月30日
女性のためのうつ病の手ほどきサイトオープンしました。

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