うつ病の引き金になるのは、なんといってもストレスだといえるでしょう。
では、そのストレスというものは、一体なんなのでしょうか?
ストレスとは、もともと物理学で使われる言葉で、物体に外部から力を加えたときに、物体に起きるひずみのことを「ストレス」と呼んでいます。
ストレスというと、多くの方は人間関係などの精神的ストレスを思い浮かべがちですが、ストレスの種類は全部で下記の5つがあります。
精神的ストレス
(落ち込み、不安、焦り、怒り、悲しみなど)
構造的ストレス
(体のゆがみ・姿勢の悪さなど)
化学的ストレス
(栄養の過不足・化学物質・太陽光など)
温度・湿度のストレス
(気温の高い低い、湿度の高い低いなど)
生物学的ストレス
(菌・ウイルスなど)
この5つのうち、直接的にうつ病に関係するのは、1.精神的ストレス、2.構造的ストレス、3.化学的ストレスです。
温度と湿度のストレスは、間接的に関連します。
また、生物学的ストレスは、うつ病の前段階である自律神経失調症の時に風邪にかかりやすくなるとか、免疫系統が弱くなるということ関係してきます。
しかし、ウイルスや菌が直接うつ病に関係することはありませんので、ここでは割愛させていただきます。
それぞれの詳しいストレスのことは、上記リンクをクリックしてみてください。
ストレスが5つあるように、ストレスを受ける側は心と体の2つがあります。
そのため、どちらかストレスを受ければ、徐々にもう片方も引っ張られていくのです。
症状に違いがあるのは、心のストレスが強いか、それとも体のストレスが強いかの違いです。
では上記の5つのストレスのうち、心にストレスを加えるのはどのストレスでしょう?
また、体にストレスを加えるのはどのストレスでしょう?
この5つのうち、実は心にストレスを与えているのは1.精神的ストレスのみです。
体にストレスレを与えるのは、
2.構造的ストレス、3.化学的ストレス、4.温度・湿度のストレス、5.生物学的ストレスです。
精神的ストレスは、物ごとの受け取り方次第でストレスになったりならなかったりします。
例えば、失恋も「これはもっといい男性に出会えるための出来事の一つ」と心から思えれば、精神的ストレスは少なくなります。
しかし、体の2.構造的ストレス、3.化学的ストレス、4.温度と湿度のストレス、5.生物学的ストレスは、体にストレスが加わるので、受け止め方の違いなどは関係なくストレスになります。
例えば、栄養に偏りがあって(化学的ストレス)、疲れが取れないとします。
ビタミン剤を必要としているのに、ビタミン剤だと思っていたのが、ただの砂糖玉だったらどうなるでしょう?
飲んですぐには、元気になったような気がする人もいるかもしれませんが、砂糖玉にはビタミンは含まれていないので、体がまた疲れてきます。体は正直に反応します。
ですから、日頃から食事や運動や睡眠などに気を配る必要があるのです。
ストレスと聞くと、それだけで「嫌なこと」だったり「疲れ」などとマイナスをイメージしてしまいがちです。
しかし人間には、ストレスにより一時的にダメージを受けても、そのストレスに負けないような回復能力があるのです。
ですからストレスが全てマイナスということではないのです。
つまり、適度なストレスの場合は、これがある程度のバネになって、心も体も強くなっていくのです。
しかし過度のストレスを受けると、回復能力では回復できないほどのダメージを受けてしまいます。
これが続くと、回復するためのエネルギーもなくなり、心も体も弱ってしまいます。
この弱った心と体に、更にストレスが加わることで色々な病気になるのです。
うつ病もその一つです。
職場や人間関係や家庭内での過度のストレスが慢性的になると、そのストレスは決してバネにはなることはなく、心と体に悪影響をあたえるだけのものになってしまうのです。
ストレスがバネになるかならないかは、その時の心と体にどれぐらいエネルギーがあるのかで変わってきます。
心身ともに疲れていれば、エネルギーは少ないですし、元気ならばエネルギーは豊富です。
当たり前ですが、エネルギーが少ない時に大きなストレスがあると、跳ね返す力がなく、そのストレスに潰されてしまいうつ病になるのです。
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うつ病に関係するストレスは、直接的・間接的なものを入れると、
精神的ストレス、構造的ストレス、化学的ストレス、温度・湿度のストレス
の 4つあることをお伝えしました。
ここではどのようにしてストレスが溜まるのかをお伝えいたします。
簡単に言いますと、この4つストレスは一つの器に溜まるものだと思ってください。
そしてある量に達するとうつ病になると思ってください。
例えばその量を仮に10だとします。
現在、構造的ストレスで5、化学的ストレスで3、温度と湿度のストレスで1、
が溜まっている女性がいるとします。
この時点でストレスの合計が9になります。
ここで、少し嫌なことがありました。つまり精神的ストレスが1加わったとしましょう。
すると、10に達してしまうので、この女性はうつ病になってしまう可能性がかなり高くなります。
ここでは「仮に10とします」と発症する数字を10としましたが、この数字は人のよって違います。
20の人もいれば、5の人もいます。これは遺伝的なもの、後天的な環境などに左右されます。
あらゆるストレスを抱えている状態が長ければ、数字はどんどん落ちていってしまいます。
ですから、現在自分に一体何の種類のストレスがかかっているのか、また、ストレスを長期間抱え込んでいないかをよく考えてみてください。
どんなに体や心が強くても、その人の許容量を超えれば、誰でもうつ病になるのです。
「うつ病は誰でもなる可能性はある」といわれるのは、このようなことからなのです。
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うつ病の原因がストレスならば、ストレスが全くなければいいのかというと、以外にそうでもありません。
ストレスというのは、体を強くしてくれる大事なものです。
もし全くストレスを受けないのでしたら、人間の心も体もどんどん弱くなり、
ちょっとしたことですぐに病気になってしまいます。
人間の体はストレスを受けることで、それに負けまいとして強くなろうとする本能があるのです。
例えば、つらいことでも慣れると辛くなくなります。
この「慣れる」というのは心、もしくは体が強くなったことを意味します。
つまり、ストレスは心身を強くしてくれる場合もあれば、病気にしてしまうこともあるのです。
強くなるか、病気になるかの違いは、ストレスを乗り越えられる量かどうかが重要です。
マラソン選手が20キロ走ってもいいトレーニングになりますが、今まで1キロも走ったことがない人が20キロ走ったら、膝は壊れ、足はすりむき、疲労で熱が出てしまうかもしれません。
これは精神的ストレスも同じです。
過保護に育てられた方が、精神的ストレスを受けやすい場所に行けば、非常につらい思いをするでしょう。
ストレスは、乗り越えられる量を少しずつ加わることによって強くなっていくのです。
通常、ストレスを受けると心も体は弱っていくので、回復のために休養が必要です。
休養は出来るだけストレスのない状態にする必要があります。
うつ病は、ストレスを大量に受け続けた(精神的ストレスの場合は自分で作る場合もありますが)結果なのでまずは休養が必要なのです。
環境の変化などもストレスになります。
そのため、うつ病を罹っているときには、ストレスを軽減させるため大きく環境が変化するような事は、後延ばしにしておいた方がいいでしょう。
特に女性は役割変更が多いため、環境の変化=役割変化となりやいので気をつけましょう。
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精神的ストレスは、ある出来事に対して「この出来事は自分に対してマイナスである」
と思うことがストレスです。
落ち込み・悲しみ・恐怖・ひがみ・ねたみ・不安・あせり・苛立ちなどの感情は、マイナスな思考が脳内で渦巻いています。
ストレスの中で、最も強いものは、喪失体験です。
配偶者の死、離婚、夫婦の別居、親族や友人の死など、いずれも高い評価でストレスとなると発表されています。
脳内では、マイナスの感情が強くなると、アドレナリンやノルアドレナリンといったホルモンが分泌を活発にします。
脳内でこのホルモンが活発に働いている時は、心も体も緊張しています。
感情は、本能的なものであると共に、思考次第でマイナスにもプラスにももっていかれます。
例えば、仕事で失敗をしたときに、
「この経験(失敗とは言わない)を生かして次につなげれば、次はきっといい仕事ができる」
というように、プラスに考えていければ、精神的ストレスは少なくなります。
たとえプラスに持っていかれないストレスであっても、「その出来事をただ受け入れる」、それだけで心のバランスは安定してくるのです。
出来事をマイナスと捉えてしまう性格の方は、どうしても精神的ストレスを受けやすくなってしまいます。
その他にも下記に当てはまる方は、ストレスを自分で作ってしまうことが多いので注意が必要です。
意味合いが多少重なっている項目もありますが、多ければ多いほど精神的ストレスを受けやすく、うつ病にもなりやすいと思ってください。
さて、どうでしたでしょう
上記のような性格は、時として生きていく上で非常に精神的ストレスを受けやすくなってしまうのです。
人によって、性格や気持ちの持ち方は千差万別です。
精神の状態には、気質と性格があります。
どの行動や捉え方がどっちととらえるのは難しいですが、気質は生まれ持ったものです。
同じ親のもとに生まれて、同じように教育され育ってきたとしても兄弟で性格が違います。
これは、もともと持っている気質の違いです。
そして、性格は生まれてからの環境によって作られたものです。
性格形成の中で、子供のころの特に養育者との関係は、時として物事をマイナスに見てしまう癖がついてしまうことがあります。
子供は養育者(通常は両親)に保護のもとでしか生きていけません。
そのため、親との関係を断ち切らないことに無意識に全力を注ぎます。
つまり、養育者(通常は母親が多い)の機嫌を損なわないように行動をします。
例えば、母親が完璧主義の場合、子供は失敗しないように慎重に行動するようにしますが、同時に母親がせっかちな性格だった場合、「早くしなさい」と行動をせかされます。
この状態をダブルバインド(注1)と言い、相反するメッセージ(多くの場合は命令)を受けているのです。
つまり、ブレーキを踏みながらアクセルを踏みなさいと言っているようなものなので、子供の心には非常に大きな負担がかかってしまいます。
大人になれば、正確なことを急いでやるというのは相反することで難しいことだと理解できますが、
子ども時代にはそれが理解出来ません。
そのため「自分はだめな子だ」という自己イメージが出来てしまったり、何か問題があると「自分のせいではないか」と過度に思うようになったりしてしまいます。
この思考は大人になるまで引き継がれていきます。
すると物事をネガティブに考えることになります。
(特に女性は、母親との関係を断ち切りにくいので、母親の影響を強く受ける場合も少なくありません)
このようなことを「性格だから」と一言で片づけられることもあります。
しかし、性格形成は子供時代に作られるので、大人になって変えるのは困難なこともありますが、心理療法や心理トレーニング次第では簡単に変えられる方法もあります。
ダブルバインド
ダブルバインドとは、相反するメッセージのことで、大人ならば不信感を覚え、子供はどちらを信用していいか分からないため困惑してしまうことを言います。
例: 母親が子供に「怒らないから正直に言いなさい」と怒りながら言う。
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構造的ストレスは、骨盤・背骨・頭蓋骨などのゆがみのことをいうストレスです。
多くの方は体のゆがみで自律神経失調症やうつ病になると思いませんが、体のゆがみも大きく関係してくるのです。
骨盤や背骨がゆがむのは知っている方も多いですが、頭蓋骨がゆがむことが知らない方が多いでしょう。
実は頭蓋骨というのは、立体パズルのようになっていて、細かく分けると45個、大まかに分けても23個の骨が組み合わさっているのです。
このうち脳をとり囲っている頭蓋骨は7つです。
これらの頭蓋骨がゆがむことにより、脳が機能低下を起こします。
つまり、頭蓋骨がゆがみ正常に思考が働かなることで、物事をネガティブに考えてしまうことになります。
これは構造的ストレスが、精神的ストレスにまで広がったことを意味します。
また、この頭蓋骨と背骨と骨盤は、硬膜という脊髄を包む膜でつながっています。
そのため、骨盤のゆがみが硬膜を通して頭蓋骨をゆがませる場合も多々あります。
更に、ゆがみとは別に姿勢の悪さも頭蓋骨のゆがみに関係してきます。
頭蓋骨のゆがみは呼吸に関係してきます。
そして呼吸は姿勢に関係してきます。
姿勢を楽な状態に変えるだけで、呼吸が楽になることが多いです。
うつ病の方には呼吸が苦しくなる方も多いですが、それは姿勢が強く影響していることが多いのです。
一般に言われている猫背という状態は姿勢が悪いと本人もわかっていますが、問題は良すぎる姿勢の方です。
実は良すぎる姿勢は、背中が過度に緊張するため呼吸が苦しくなりやすくなるのです。
「姿勢がいいね」とよく言われる方は、姿勢が良すぎる場合が多いです。
多くの場合、背中や肩が凝った感じがしたり、呼吸がしにくく感じたりします。
更に悪化すると、心臓がドキドキしやすくなる場合があります。
恋でもないの心臓がドキドキするなんて、あまりいいものではありません。(笑
一度姿勢を見直してみてください。
体が硬すぎる方、または柔らかすぎる方は体がゆがみやすいので、構造的ストレスを受けやすい状態です。
体が硬い方はストレッチや柔軟体操などの筋肉をゆっくり伸ばす運動を行うといいでしょう。
また、柔らかすぎる方はラジオ体操やエアロビクスなど、筋肉に刺激がある運動がよいでしょう。
ちなみに体が柔らかすぎる方は、体が冷えやすく冷え症になりやすいのです。
そのようなことからでも、筋肉に刺激がある運動で体の熱を上げることが重要です。
しかし、うつ病も悪化すると運動をする元気がなくなりますので、その時は無理に行う必要はありません。
さて、どうでしたでしょうか?
5つ以上に当てはまる方は要注意です。
構造的ストレスは、すぐにうつ病にはなりません。
やはり一番多いのは肩こりや腰痛です。
その後に頭痛や生理痛などを起こしやすくなります。
また、頭蓋骨ゆがみの場合は、めまいや耳鳴りなどの症状が出ることも多いです。
構造的ゆがみがあると、ストレスに抵抗する力が落ちます。
すると、うつ病になりやすい体になってしまいます。
うつ病を治すのには、体の構造的な部分を治す必要も出てくるのです。
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簡単に言うと、人間の体の中では常に化学変化が起こっています。
食べた栄養素が体の中で化学変化をしたり、外界からの刺激でホルモンが流れたりと、化学的な動きが起こります。
この化学的な反応が偏りすぎたりすると、体はストレスに感じます。
日常生活で言うと、栄養の過不足や化学物質の取り過ぎなどがこれにあたります。
栄養素で言うと、ガンマリノレン酸・カフェイン・カプサイシン・インスタント食品は、 体に非常に化学的ストレスを与えます。
また、大気汚染・排気ガス・シンナー・トルエンなど、大気中に漂い肺や皮膚から体の中に入る化学物質もあります。
実は臭いというものは、体の中に部室が入ってくることを意味します。
大気中に漂っている臭いの分子が、臭球という臭いを感じる場所(鼻の奥で脳の下)から体の中に取り入れることで臭いを感じます。
そのため、臭いのあるものは、食べるのと同じぐらい化学的ストレスに関係すると思ってください。
毒ガスは見ただけでは死にませんが、毒ガスを吸うと毒は体の中に入ってくるので死んでしまうのです。
その他にも太陽にあたらな過ぎるというのも、体にはストレスになってくるのです。
女性はホルモンのバランスがとても重要ですので、化学的なストレスは男性よりも影響を受けやすい傾向にあります。
更に女性は、化粧品やマニキュアなどの化学物質に触れやすいので、化学物質が体の中に入りやすい生活をしています。
最近多くみられるのでは、ネイルなどのショップです。
狭い場所でやっているところも多く、換気扇があっても部屋中に気化された化学物質で充満しているところがあります。
慣れる場合もありますが、慣れているのと体に化学的ストレスが入ってこないのは別の問題です。
慣れていても体は確実に化学物質のストレスにさらされているのです。
さて、いかがでしたでしょうか?
まず考えなければ化学的ストレスは、栄養素の過不足です。
うつ病、またはその予備軍である自律神経失調症の方は食事のバランスに気を付けてください。
また、うつ病の方はカフェイン・甘いもの・カプサイシン(唐辛子)などは出来るだけ避けることをお勧めします。
次に気をつけなければならないのは化学物質です。
食品添加物などは、食品に入れてよいという法律があるだけ、まだ体にはまだ優しい方です。
化学物質は多くの場合、気化した状態で体に入るので注意が必要です。
先ほどお伝えしたように、マニキュアなどのに使用されているシンナー類、また、化粧品などに含まれている香料などは、体の調子が悪い時には避けることをお勧めします。
化学物質は更に細かく言うと、土壌汚染や水質汚染なども気をつけなければなりませんが、土壌汚染などは、化学物質過敏症出なければ神経質になるほど気を付ける必要はないでしょう。
しかし、一戸建てを買うような場合は、その土地の土壌検査をお勧めします。
また、不眠症がある方は、午前中に屋外に30分以上出ることをお勧めします。
人間は太陽の光が目から入ることにより、約12~15時間後にメラトニンというホルモンが放出されます。
このメラトニンは、睡眠を促すホルモンなので、不眠症の方はこのホルモンが出にくい状態にあるといえます。(当然他にも原因があります)。
そのため、午前中に屋外に出ないことは、化学的ストレスを増やしてしまうのです。
ちなみに生理の出血は、体の毒素を出していることもあります。
出血量が多い場合は、化学的ストレスが多くないかを確認してください。
(生理の出血量が少ないからといって、化学的ストレスが少ないわけではありません)
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温度と湿度のストレスが多くなるからといって、それがすくにうつ病になることはありません。
通常は風邪や熱中症などになります。
しかし、精神的ストレスや構造的ストレス、または化学的ストレスなどをたくさん受けている状態の場合、
温度と湿度のストレスはかなり体に影響してきます。
例えば、うつ病になると多くの方は体が冷えてきます。
手足が冷える場合もあれば、体全体が冷える場合もあります。
これは体の中のエネルギーが枯渇した状態で、熱を作れなくなっているために起こります。
このようなときは体を温めてあげたり、冷えている手足を温めることが非常に重要になります。
体が冷えているままですと、温度のストレスを受け続けているのと同じ状態だからです。
人間は体温を一定に保たなければ、正常の回復力が働きません。
そのため、うつ病の治りにくくしてしまうのです。
また、これは暑さも同じです。
夏などの暑い時期に、健康に悪いからといって無理やりエアコンを付けないでいると、
対応調整(この場合は体を冷やす)にエネルギーが使われてしまい、正常の回復力が働かないのです。
暑くもなく、寒くもない。
この状態を維持することがうつ病には非常にいいのです。
また、ストレスは「環境の変化」ともいえます。
わかりやすい例で言うと、温度が暑かったり寒かったりすると体は非常に疲れます。
また、せっかく慣れた職場や学校を異動するということも、環境の変化ですからストレスになります。
(この場合、精神的ストレスなので、人によりストレスにならない人もいます)
人間には恒常性という機能があり、常に一定でいようとする働きがあります。
例えば、体温や血圧など、体のいろいろなところで常に一定にしようと色々な臓器が動いています。
環境が変わると、体の中の働きが変化しなければなりません。
そのため、そのためのたくさんエネルギーが必要となるのです。
例えば暑いときは汗をかくために汗腺が広がります。
しかし急に寒くなると汗腺を閉じて体温を奪われないようにします。
暑くて汗腺をずっと開いていたのに、急に閉じろと命令されるのは、車で前に走っていたのに急にバックで走れと言われているようなものです。
このように環境の急激な変化もストレスになるのです。
あなたは、寒がりですか? 暑がりですか? 冷え症ですか?
人にはそれぞれ弱い面があります。
寒さに弱かったり、暑さに弱かったり、または顔や頭は暑いのに足は冷えているといったように、人それぞれで違います。
当然ですが、寒がりならば寒さという温度のストレスを受けやすいですし、暑がりならば暑さという温度のストレスを受けやすいです。
更に、特に女性の多いのですが、腎臓が弱い方は湿度のストレスも受けやすくなります。
足がむくみやすい方、よく膀胱炎になる方、梅雨になると体の調子が悪くなる方などは、湿度のストレスも受けやすいので、気を付けたいところですね。
さて、いかがでしたでしょうか?
体の冷えはうつ病だけでなく、多くの病気を悪化させます。
そのため、いつも温かいかっこをすることをお勧めします。
寒さ対策の基本は頭寒足熱ですが、あまりにも寒い場合は足のつま先から頭のてっぺんまで温める必要があります。
モコモコの羊さんになるぐらい、着込んでください。室内も出来るだけ暖めてください。
よく、「癖になるから」と言って、体の調子が悪いのに薄着でいたり、部屋を暖めなかったりする方がいますが、はっきり言ってこれは逆効果です。そのようなことは、体の調子が良くなってから行いましょう。
化粧ののりが悪い場合は、顔が冷えていることが考えられます。
お湯で絞ったタオルなどを顔に当てて、顔を温めると化粧のりが改善しますよ。
その他の冷えの対策として、体を温める食べ物(根菜類など)を食べるようにしてください。
また、冷たい食べ物や飲み物は飲まないようにしましょう。
基本的に地中に出来る野菜は、体を温める効果があります。
逆に木に実を付けるような食べ物は体を冷やします。
そのため、果物の取り過ぎは体を冷やすことになります。
ショウガなどは体を温めるのに有名ですが、ゴボウやニンジンなどの根菜類は体を温めるので、たくさん食べたいものですね。
また、温度的にも暖かくして食べると胃が働きやすくなりますので、根菜類を煮たりするとgood!です。
根菜類は繊維質が多いので、胃の調子の悪い時は無理に食べるのはやめましょう。
食欲がないときは、温かいだし汁や暖かい重湯などを入れると胃が落ち着くこともあります。
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2010年4月30日
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